【3Dプリンタ】個人向け3Dプリンタ備忘録
2021
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どうも、YuTR0Nです。
最近の3Dプリンタ界隈のニュースといえばテクダイヤノズルがKaikaノズルとして遂に一般販売が開始されたことでしょうか。
我が家の旭プレシジョンのテクノNACコート塗布されたテクダイヤノズル(0.4mm)は今日も絶賛稼働中です。
ただ、製品版を買う前にZODIACノズルを買ったのでそちらをテストしてから購入しようかと思います。
さて、最近TwitterでHyperCubeを作ってる日本人の方をよく見かけるので、なんとなく、個人的に気になる3Dプリンタをまとめてみようと思います。メモがわりなので随時更新予定です。
目次
自作系
HevOrt
キチガイマシンとでも言うべきでしょうか。自作で作るならこれが一番ハイスペックかつ高難易度そうです。MirageCさんのデザインです。
▼公式サイト
印刷速度はもはやタイムラプスを見ているかの如く。
VIDEO youtu.be
Z軸は3軸あり傾いたベッドだろうが印刷できてしまうマシンです。まだ進化を続けているプロジェクトで、ツールチェンジャー機能などなど市販の個人向けプリンタでは搭載されていない機能も追加されるようです。
HevORT – Advanced DIY 3D Printer – Main Page by MirageC – Thingiverse
系統的にはHyperCubeの派生系と言うべきでしょうか。
HyperCube
つよつよな自作3DP。材料を自分で買って作るやつです。
HyperCube Evolution
名前の通りHyperCubeベースの進化系です。
VORON 2.4
こちらもオープンソース…?なプロジェクト。日本では今のところ見かけてない。
▼公式サイト
VORON Design
▼VORON公式サイトより引用
Annex Engineering:Chhogori K2 Summit Edition
Hypercube Overkillプロジェクトの派生マシンのようです。コンセプトの時点で凄さが伝わってきますね。
https://github.com/Annex-Engineering/Chhogori-K2-Summit-Edition
▼GitHubより引用
Annex Engineering:Gasherbrum K3
こちらはまだ開発中のマシンではあるものの、えげつなさそうです。オープンタイプのBasecamp Editionも存在します。
https://github.com/Annex-Engineering/Gasherbrum-K3
完成品(組み立て有)
WUXN:WX1
アメリカ生まれのEnder 3ライクなプリンタ。949.99$ではありますが30,000円以下のプリンタを買って改造しまくる予定があるならこれを買うのもありかもしれません。ビルドボリュームは220x220x220なので他のマシンと同じくらいですが、大きく違うのはホットエンドは最大325℃なので使える素材の幅も広いところです。
https://www.wuxn3d.com/wx1/
▼禍々しいプリントヘッド
黒x紫のカラーリングも最高ですね…。
Prusa系
王道の入門〜プロ向け(?)マシンの1つですね。とっかかる値段が高いのがネック。お財布に余裕があるならおすすめです。使っている人が多いので困っても大抵解決できるはずです。挑戦したい人はAliExpressなどでクローン機を買って組むのもアリでしょう。もしくはジョイント部分(プリントパーツ)は今既にある3DPで作り残りは購入といったパターンも可能です。MMUユニットも魅力的ですね。
Creality:Ender 3 Pro
Ender 3と並んで初心者におすすめできる3Dプリンタ。Ender 3よりも剛性が高かったり電源がよかったり。Ender 3系はもちろんユーザーがアホみたいに多いのでカスタムパーツも豊富です。私も使っています。BL Touchを導入すればかなりストレスフリーに使えます。
Neptune 2
(2021/06/02追加)
光造形プリンタのMARSシリーズなどで有名なELEGOOから登場したFDMプリンターです。
価格は2万円を切りながらタッチパネルやTMC2225を搭載した静音仕様。また印刷領域も遜色ないという化け物です。
Voxelabよりはやはりブランド的に大きいということもありますしかなり期待の新人です。
Snapmaker系
Kickstarterのプリンタなんて…と思ってましたが気がつけば成功しているようです。3DP以外の機能も持ち合わせたマルチ用途のマシンです。
Tronxy系
格安だが当たり外れが多いとの噂。大型Core XYでもセールだと30,000円以下で買えたり。Ender系だとXY-2、Core XYならX5SA。Proモデルがあるのと、買うところによって値段も違うので比較してみてください。
Voxelab:Aquila
Flashforge系列のブランドらしい(?)Twitterでの会話を見る限り良い部品選定+機構改良されたEnder 3系。価格も20,000以下とお手頃。ベルトテンショナーもついているのでEnderを買うよりはこっちの方が良いかもしれません。
Aquila C2
Ender-3シリーズでいうところのEnder-3とも言えるでしょう。ただテンショナーがついていたりガラスベッドなところが違いますね。
Aquila
Aquila X2
買って早速魔改造してしまったので初期での使い心地はわかりませんがおよそEnder-3 V2と“ほぼ”同じです。フレームの配置など若干違うので気を付けてください。
Aquila S2
X2の後継機。ダイレクトエクストルーダーかつPEIベッド、300℃対応のホットエンドになった機種です。
REBEL 1
日本で持っている人はいなさげなマシン。情報はそのうち更新します。
Kingroon:KP3S
リニアガイドも装備した割と小型向けな3DP。大物を作る予定がなければこちらのマシンもおすすめ。一時期所有していましたが非常に使いやすかったです。
価格も手を出しやすく、また珍しく日本人コミュニティが充実してるので大物を印刷しない人には良いかもしれません。moyashiさんのブログなどに良い情報が詰まってるので気になる人は是非チェック。
AnyCubic
MEGAシリーズが有名でしょうか。
ZONESTAR系
ZONESTARは普通の(?)プリンタも出していますが、メインのマシンは大型Core XYのマルチカラータイプのものです。2 in 1のものから4 in 1のものまであります。Z9シリーズも数世代改良が重ねられており、今度出るやつは大型Core XYにも関わらず30分くらいで組めるらしいです。製品も写真を見せてもらいましたがケーブルの配線もほぼ何もせず(まとめたりとか)組み上げられそうです。フィラメントも4種類装填可能です。理論的には色の三原色を装填してあげればフルカラーで印刷可能なのでしょうか…。先日3 in 1タイプをご厚意で頂いたのですがTwoTreeのビルドプレートが不良品だったので再送待ちです。
JGaurora
「半自動平準化ィック」がツボです。
A5Sなんかは見る限りだと剛性も高そうなボディ。組み立ては非常に簡単なようです。ボードは32bitのようです。また、ビルドボリュームも300×300と大きめなところが良いですね。操作もフルカラーのタッチパネルなので視覚的にわかりやすいです。ただ価格の割に組みやすさと堅牢さ以外の特徴はそこまでないですね。もう少し安くても良い気がします。もちろんオートレベリングセンサーはないようです。ただ、発売したタイミングを考えるとその当時この値段でこの組みやすさ、タッチパネルなどなどを考えると割と妥当、お得な値段だったのかもしれません。
Labists
超小型な3DPを出していたところです。こちらは最近でたマシン。
完成品(組み立て不要)
完成品でよくあるオートレベリング(仮)みたいなのやめて欲しいですね。
FLASHFORGE
ADVENTUREなどが有名ですね。劇団ひとりも使っているブランドです。
MakerBot
オープンソースから始まり、クローズドへ代わってしまったブランド。個人向け3DPを開拓した初期からあるブランドです。今は名前はあるもののストラタシスの傘下。個人で買うならReplicatorですね。
XYZ Printing
daVinciシリーズは一昔前は有名でしたが、あまりTwitterでは見かけません。daVinci Jr. 3 in 1を使ってみたことはありますがメンテのしやすさで言うと星0のレベルでした。もう少し上位の最近のマシンなら改善されているのでしょうか。一度使ってみたさはありますね。
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