どうも、YuTR0Nです。YuTR0N、Positron…
夏くらいにLDOのJasonさんからPositron V3.2のキットをいただきました。LDOはモーターはもちろんのこと数々のオープンソースプロジェクトをキット化しているメーカーです。
現在日本向けには販売されていませんが今回日本向けにグループバイが始まりましたのでご興味ある方はこちらのフォームへ回答お願いします。
グループバイ価格は$600となります。
海外代理店からも買えますが$699+送料という具合です。
大体14,000円オフくらいといったところでしょうか。
Positron V3.2 LDOキットの特徴
Positron…と調べても英語ばかりだと思いますので日本語でまとめてみました
プリンターサイズ対印刷領域の効率が非常に高い
VORON 0などより組み立てやすい
配線の末端処理済み(繋ぐだけでOK)
ソフトウェアのセットアップ済み
コアの部分は金属やカーボン製なので強度有り
持ち運び用の頑丈なケース付き(飛行機もちこみもOK)
話題性が高い
ドキュメントが充実している
オープンソースなので自分で改造/修理も可能
ポータブルなので収納しやすい/運びやすいのでイベントなどで壊れた印刷部品を印刷するバックアップマシンとしても優秀ですね。「小型といえばVORON 0」みたいな感じでしたが実際持ち運びや組み立て、もちろん印刷サイズまで考えるとPositronに軍配があがりますね。
組み立てで難しかった点など
組立治具のことを理解せずに組んでいたためわざわざ治具を削ってしまいました。(削ってしまうとガタがでるため直交が出ない)
VORON 0が組める人からすると朝飯前です。組立の難易度..ガンプラのRG/MGが問題なければ大丈夫です。
ミニ四駆を改造しているような方もいけると思います。
また印刷部品の印刷難易度は低いです。もしキットを買ったあと印刷できない!という方は私のほうで印刷代行など可能です。
オープンソースなのでこちらのGitHubにデータがあります。
https://github.com/Positron3D/Positron
公式のWiki
LDOキット向けの組立ガイドはコチラ。現状英語しかありませんが…気合があれば日本語化を手伝う予定です。
https://www.ldomotion.com/p/assembly/Positron-V32
各ユニットそれぞれも詳細に図解つきです。
ここの組み立てが一番肝な気がしました。
当初の仕様はIRセンサーでメッシュレベリングも!という構想だったようですがガラスを使用していることもありますし環境でかなりずれてしまうということでZ軸はリミットスイッチでマニュアルレベリングとなっています。
マニュアルとは言ってもガラスはかなり平面精度が良いので一度調整したらそんなに変える必要もないです。
また、現在PCBヒータータイプ(?)も開発が進んでいるようです。コンセプト的にも底が見える!というのは副産物みたいな感じなので個人的にはこのタイプのベッドがいい気がします。
理由としてはやはり各種様々なシートが使えるようになる点ですね。メンテナンス性があがります。
肝心の持ち運び性や再現性ですが
❶NT東京での展示(2日目は@shasha_techさんによる実演)
❷静岡県でマナカルさんのところでの展示
❸京都で京タラさんの家にてオフ会
などなど日本をあちこち移動しつついろんな人に操作されて無事我が家に戻ってきた点を踏まえると性能は担保できているのかなと思います。静岡で1日目の展示の際はZベルトのテンションが外れていた由来で積層が荒かったようです。
3Dプリンターを使ったことがあり何人かで集まって遊んでみたいという方がいればDMをいただければ対応可能(かもしれません)
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