どうも、YuTR0Nです。
BambuLab以前にもPrusaのMMUやVORON系ERCF、MosaicのPaletteなど色々ありましたがやはり最近のトレンドはフィラメントカッター搭載ツールヘッドを用いたいわゆるPoop排出方式。そんな中今回WonderMaker ZR Ultraはツールチェンジャー方式を採用!
また制御などはKlipper、スライサーはオープンソースのOrca SlicerのフォークモデルのWonderprint-Orcaとなります。ユーザーが何か弄くり回したかったら自由にカスタムできそうな点も良いですね。
ちなみにこのWonderMaker、既にシリーズAで1000万ドルの資金調達に成功しているので期待大ですね!
ツールチェンジャータイプは既に市場に何台かあるが…
Prusa XL
5最大5つのツールヘッドをサポート。半組み立てで5つツールヘッド仕様だと3,499$。1USD = 150円換算で524850円。

更にここへ送料がドンと載ってきます。ここへ加えて通関手数料など入ってくる場合もあります。
造形サイズは360角とかなり大きめ。Prusa XLやMK4Sは以前のマシンのようにハードウェアまで3Dモデル公開とはいきませんがオープンソース寄りなブランドなことには変わりないです。
MAKERTECH3D PROFORGE
PROFORGE 300と4.2。Kickstarter後まだサイトでは品切れ状態なので買うことはまだできなそうですね。

ZR Ultra
さて今回の目玉であるZR Ultraは最大4つのツールヘッドをサポートしており造形サイズは300*240*290mm。ツールヘッドはパーツ冷却ファンだけが固定されていてそれぞれのヘッドにはホットエンド/エクストルーダーが付いている方式のようです。

ツールチェンジャー式のメリットは何か?

材料の無駄を大幅削減可能
最近のマルチカラーマシン、ゴミがすごいですよね。特に同じレイヤー内に複数の色が配置されている時、濃淡の差が激しいフィラメントを使っている時、またレイヤーピッチが狭められている時は更に排出量が増えます。
異種素材を扱いやすく
シングルツールヘッドでは異なる材料を頻繁に1個のノズルで切り替える羽目になるため相性が悪い材料の場合詰まりやすくなる(パージの量である程度軽減されると思いますが)こと、また温度域の違うものでも扱えるという点。またTPUのような軟質素材でマルチカラー造形もしくはTPUと他の素材を合わせて使うこともできます。現状AMSなどのマルチカラーユニットで使えると謳われているTPUは柔らかくて使えなかったのでただ硬くしただけです。
気になるお値段は…
Kickstarterでは$549から開始。 1USD = 150円換算で82350円。 あれ?とても安く感じますね…お財布を確認…。
ちなみにこの価格でGetできるのはツールヘッド4個のものです。
この超お得な値段のプランは50台限定とのこと。
ちなみにMRSPでも$999とのこと。1USD = 150円換算で149850円。非常に魅力的です。
ZR
こちらはシングルツールヘッドタイプで1個のヘッドを用いて4種類切り替えるタイプです。今流行りのPoopスタイルですね。ここだけ聞くと他のブランドのマシンと似ていますが造形サイズが300mm角と一段と大きなサイズになっています。

Kickstarterでは$399から開始。 1USD = 150円換算で59850円。
気になるKickstarterは4月開始!
カメラとサイドの補助冷却ファンはバックすると無料で付いてくるとのこと。

ZR & ZR Ultraともにエンクロージャーオプションがあり$99で追加が可能となっています。 1USD = 150円換算で円。

スペックも申し分ない感じですね。ツールチェンジャー式なので今後は上位版のホットエンド付きのツールヘッドなどもでてくるのでしょうか?楽しみです。

今のうちに$1デポジットすることで$119.9相当のホットエンドキットが無料になるとのこと!
https://bit.ly/4hZobKK (ただの省略リンクです!)

どうでしょう?皆さん興味をそそられますか?

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