どうも、YuTR0Nです。
Psych0h3adがハンドルネームなのかYuTR0Nがハンドルネームなのか自分でもわかりません。(どちらがいいですかね?)
さて、今回はSony α7RⅢ(ICLE-7RM3)を使ってEnder-5シリーズ(Ender 5/Ender 5 Pro/Ender 5 Plus)でタイムラプスを撮る方法について説明していきます。基本的にはどのDSLRも同じ方法で撮影可能です。
レンズはSIGMAのArt lens 24-70mmを使っています。
よし!まだ調整はいるけどなかなかに良い感じ! pic.twitter.com/exFIrjSHmZ
— Psych0h3ad (@YuTR0N) March 21, 2021
OctoLapseが使えない
そう、事の始まりはOctoLapseをα7RⅢで使えないということ。gphotoなどを使ってPC Controlを選んでもMTPモードを選んでもだめです。対応リストを見る限りは使えそうな気がしたのですが色々試して無理だったので諦めました。
ならば物理的にシャッターを押そう!
仕組み
シャッターを切る仕組みとしては至って単純で、1層ごとにシャッターを切るためのレリーズに繋がったリミットスイッチを自動で押しに行くというものです。
レリーズを直で使うのも良いですがレリーズによってサイズやボタン感度がバラバラなので今回はレリーズをバラして中の部品を流用する形にしました。なので知識のある方は中の部品だけバラで買う方がお勧めです。
リミットスイッチ→レリーズの中身→DSLR
というフローになっています。
リミットスイッチはOMRONのものを使います。ローラーがついてないものでも良いですが、あることで仮に若干サイズがギリギリであってもローラーが受けて綺麗に押し込まれるというメリットがあります。
印刷する部品は3つでその他買うものは
レリーズ(もしくはそれに準ずる部品)
リミットスイッチ
ネジ
M4x16mmが一個必要です。
また、何かと便利なのでラチェット式のを1セット持っておくとよいです。
レリーズの3つある端子のうちの二つをまとめているためこの状態でカメラに繋げると、常に半押しされてる状態になります。カメラはマニュアルフォーカスモードにしておいてください。ずっと半押しで悪影響があるかはあまり考えてないです。今のところ問題はなさそうです。
印刷部品はこちらに公開してあるのでダウンロードしてください。リミットスイッチを取り付ける部品以外はサポート不要です。
V2を公開しました。
V2はリミットセンサーのコード用にチェーンを取り付けたモデルとなっています。
ホットエンド側に関しては既存のネジのみで取り付け可能です。
リミットスイッチベースの方についてはM4のネジを買う必要があります。一応リミットスイッチをねじ止めするためのM2.5用の貫通穴はありますが、ねじ止めしなくてもスイッチが抜けることはない形状にしてあります。
Curaにプラグインを入れる
Curaに元から入ってるTimelapseプラグインではなくCustom Timelapseというプラグインをセットします。
GCODE for the first position(display position)
G0 Y350 F12000
プリントヘッドをX方向はそのままでY350まで速度200mm/sで移動(Fの単位はmm/mなので)
GCODE for the second position(trigger position)
G0 X0
Y350の位置のままでX0まで移動しスイッチを押しに行く
リトラクションは6.5mmにしてますがここはお好きな値にしてください。
スライス
基本的には特にいじる項目はありませんが、Z Hopはオンにしておくことをお勧めします。理由としてはプリントヘッドが大きく動くので、万が一印刷が若干不調な際、印刷物を吹き飛ばす可能性を低くするためです。
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