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どうも、YuTR0Nです。
今回はなんと、REVOPOINT INSPIRE 3Dスキャナーを提供していただきました!RevopointといえばPOPシリーズなどが有名ですね。
▼INSPIRE商品ページ
以前CrealityのCR-Scan Lizardを自分でバックして痛い目にあったのでレビューを受けるか正直悩みました…が、今回は当たりでした!(いい意味で)
ちなみにパソコンでのスキャンをトライしたのは記事を書き始めてから。3、4時間使いつつ記事を書きつつNetflixをみつつ…という感じだったので本当に初心者でも使えると言えるのかなと思います。
今までの3Dスキャナーの経験はLizardのみ。とは言っても無事にスキャン成功することなくメルカリで売ってしまうという残念な結果に。会社の業務で使うといったこともなく後はせいぜいiPhoneのLiDARスキャナーやフォトグラメトリソフトで軽く遊んだことがある程度です。使用方法を調べなくてもスキャンできてしまったので非常に良いですね。
また、Revo Scanを使用中に一回もクラッシュしなかったのも非常に好印象です。ハードは良くてもソフトが微妙と言った製品も多いですがこちらは両立されているのがイイですね!3Dスキャナー自体高額なこともありますしさらにはクラファンなので不安という方もいるかと思います。そういう方へ参考になれば幸いです。
早速使っていく
まずパソコンで使用する場合はRevo Scan 5をダウンロードする必要があります。(執筆時点)
ダウンロードはこちらから
インストールする場所は適宜変えてください。
とりあえずなんかスキャンしたいと思って自らの顔をサッとスキャンした結果…
これはイケるぞ?!
これがあればコスプレ用の仮面やヘルメットなどを自分に最適化できますね!(私はする予定ないですが)
自分をスキャンしてもしょうがないので気を取り直してよく見かける付属の胸像君をスキャンしてみることに。
胸像のスキャン
何が何だかわからないのでとりあえず適当にまずはポチポチ遊んでみます。
ターンテーブルにおいてクルクルスキャン。
(詳しい手順は2回目のスキャンのところに!)
もちろんテーブルにおいたので底面はスキャンされてません。底が映る向きでスキャンしなおして結合しても良かったですがはやる気持ちを抑えられずとりあえず穴を塞ぐオプションで。自動的にオープンになってる箇所を検出してくれます。
ぴったりふさいでくれました!(多分ここは曲面ではなく平面化するべきだった)
さて、モデルができたなら印刷してみたくなりますよね。
ということでVORON 0.2で印刷することに。
OBJファイルで書き出したものをPrusa Slicerに読み込みます。
案の定前のプロセスのせいで底が局面になっているので適当にZ方向に沈めて印刷します。
無事印刷完了!ReprapperのCF-PLAを0.1mmピッチにして印刷。
底をZ方向に下げて印刷したので高さはあっていませんが同じ寸法で胸像君のクローン完成!スキャナー初心者でもスキャンがちゃんとできて感動しました…。
ここで唐突にターンテーブルを拡張したくなったので拡張アダプターを作成。PolyTerraを使用してBambuLab X1 Carbon AMS Comboで印刷。
フィット!外側の溝は後でスナップフィット的な感じでシートがずれないように何か作ろうかと思ってデザインしましたが別に要らないかと悟りを開いたのでこれにて完成。今度PolyTerraの黒で作ってスキャンの影響をみてみようと思います。
2回目のトライ
もう少しスキャンディテールをあげるには部屋の照度が足りないかなと思いライティングを増やして再度テスト。
というのもパソコンでテストする前にタイで旅行中にiPhoneで使った際にホテルの部屋の照度が足りないせいでエラーがでたので照度が大事なのでは?!という予測。持ち運ぶ時は付属のフラッシュライト機能で足りない場合もあるのでカメラなどにつける面照明やリングライトなどと一緒に持ち歩くといいかもしれません。
一周クルクル待ちましょう。
完成したら融合へ
とりあえず1番精度良くしてみました。
その次はアイソレーション。検出ボタンをポチッとしてください。
要らない部分が自動で算出されるので適用。
綺麗になりました!
その次はメッシュ。こちらも高精度を選んで適用。
このまま行くとメッシュが多すぎるのでダイエットをします。簡略化オプションからメッシュの簡略化。
お次は底面を塞ぎます。
検出されたグリーンの枠をクリックして適用。
あとはOBJやSTLでエクスポート!
しかしまだ上を目指してみたいところ。
次は複数アングルで撮って合成してみました。
2個分のデータで…合成!
しかし目や鼻のあたりがどうしてもスキャンが汚い。
「ターンテーブルのスピードを遅くすればいいのでは?!」
これだ!!!
そう、それが原因でした。
何事も焦らずゆっくりと。
綺麗な目と鼻に。
ちなみにスキャン中もグリグリ回せるのでスキャン状況をリアルタイムで確認できます。
実はスキャン方法を間違えていました
2023/09/05 20:00加筆
Revopointさんにコツを追加で教えていただいたので再度トライしてみました!
Revo Scanの上の画面で赤(露出過剰)と青(露出不足)を確認しどちらも少なくなるいい塩梅に調整します。
私の環境では手動で2にするとちょうどいい感じでした!
そしてスキャンを分ける必要もなく一時停止を押して寝かせるだけ!!
寝かせて再開すると特徴を追って自動でくるっとモデルが回転して合わさります。
アイソレーション検出と手動ツールを併用してごみを取り除きます。
うぉぉぉぉ!目のあたりなどの凹凸が最初より断然きれいに…!!
後ろのほうのスキャンしまくり編はこの方法を使ってなかったころです!
クラウドファンディング
INSPIREはクラウドファンディングをバックする形式で入手可能です!
Green Funding (こちらからアクセス!)2023/09/05 17:00~
超早割は何と43,000¥!!
早い者勝ちなので気になる方は今すぐチェック!争奪戦に負けたとしても53,500¥とかなりお得な印象です。
現在は公式サイトから購入可能です!
その他スキャン編
車は持ってないし同居人もいないしなぁということでそこらにあったものをいろいろスキャンしてみました。
胸像君サイズのベンチー用キューブ。
正面から一周しかしてないので中は撮れてないですがちゃんとスキャンできてる様子。
お次は小さいものを試してみようということで、
ショーコさんの胸像を光造形で印刷してたものが転がってたので染めQを軽くふいてテスト。髪で顔が隠れているあたりなどは難しかった様子。複数角度からちゃんとしたスプレーを吹いて光を調節したら改善はできそうです。
↓印刷モデル↓
後は何かないかな〜と思い…靴!!
そう、靴をスキャンしてみました。
10分くらいでとりあえずこれくらいはスキャンできる様子。Dr.Martensとかカスタムペイントしてるやつをデジタルコレクションするとかにもってこいですね。
ちなみに同じことをiPhoneのスキャナーとかで試したことはありますが外カメラの方ではこのサイズのはうまく行った試しがないです。FaceID側を使うスキャンアプリならもう少し近づけますが操作性に難ありです。
子供の工作をデジタル保管しておくとかにも向いてそうですね!粘土工作とか、大人になるまで残ってることはないでしょうし。第二段の記事ではもう少し大きなもののスキャンにも挑戦してみる予定です。
2023/09/05 更新
フォロワーさんに車のダッシュボードとかいけますか!と言われたものの車…車持ってないけど模型なら?!
\( ‘ω’)/ウオオオオオオオオオアーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!
スプレーせずに黒x透明x鏡面もあるにも関わらず結構綺麗じゃないですか?!こんな細かいのに…。
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