【3Dプリンター】JLCPCBで新たに印刷したMJF部品と以前印刷した部品の状況確認
どうも、YuTR0Nです。
あまりMJF印刷同士の比較を行なっていなかったので過去のもの+今回印刷したものの評価など。
※本記事はJLCPCBさんから印刷部品の提供をいただいてます(一部)
PCB Prototype & PCB Fabrication Manufacturer – JLCPCB
※本記事内のリンクを経由して商品やサービスを購入していただくと売上の一部が当ブログに還元されます!!
他社との比較
まず始めにこちらは今回印刷したStealthburnerの部品を自分で印刷した部品と組んだもの。チェーンを受ける部品はABS-CFで作ったものなのでMJFではないです。
FDM、MJFそれぞれ肌の特徴があっていいですね。
カバー部分はBlurollsのMJFキットのものです。JLCPCBのものと比べて積層?が変に目立つのと染色具合が毎度微妙な色なのでJLCPCBにデータを投げて作ったほうが仕上がりが良くなると思います。
ただやはり精度よく出るせいもあって少しレンズは緩めになってしまいました。
また、今まで薄くて長い板状のものを作ってこなかったので気づいていませんでしたがナイロンなのでABSよりはやわらかいわけです。そのため今回の用途だと薄い板厚でデザインした箇所が大半だったためレンズの重さにまけて歪んでしまうということを発見。
せっかく印刷させてもらったのでためしに90度曲げたところ数回くらいならMJFまだ元には戻る様子でしたが、ABSは白化してしまいだめでした。
これらの発見を生かして次は少し厚めに、なおかつケースに埋め込むタイプでのデザインを試みる予定です。対応ケースはCasetifyやUAGを考えています。もしうまくいった暁にはiPhone 14 Pro MaxのMomentユーザーさん、検証のお手伝いお願いします!
そして再びプリンターの話題へ…
今回は他にも小型ツールヘッド向けのファンシュラウドを印刷してみました。一応壁は大体0.8mm厚ですが厳密には一部それ以下な感じです。FFFで0.4mmノズルで印刷してみましたがやはり薄いのと組み立ての仕方なども相まって簡単にパキパキ折れてしまいました。
そこで今回はこちらもMJFでトライしてみることに。色味を見たかったので染色なしとありでミラーで造形。組み立てでも折れるといった問題もなくやはりナイロンの柔軟性+MJFの精度/積層強度が役に立っているせいか適当に組んでも割れることなく取り付けできました。耐熱性という意味でも独創的なファンシュラウドをデザインされた際はMJFで試してみるのも良いと思います。
FFFで印刷して問題ないなら薄壁がある場合「とりあえずリスク承知だから印刷して!」とコメントを入れておくとフィードバックで止まることなく印刷してもらえます(自己責任)。
家のプリンターでデザインチェックをしたらJLCPCBでMJF印刷!というのが良い流れだなと思います。
Psych0h3adをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント