どうも、YuTR0Nです。
PLAのみだと見かけることは少なそうですが、ABSやPETGなどなど高温が必要な素材を寒い時期に印刷するとPrinter haltedという具合に昇温中に止まってしまいます。
そんな時は一度PIDチューンをしてみましょう。
ノズル、ベッド両方に必要です。
コマンドの送信にはOctoPrintやReptier Hostなどが必要です。
更新 2023/07/26
microSDから手書きgcodeでも可能なので後半に追記しました!もちろん寒くなっただけでなく猛暑の夏にも必須です!
ノズルのチューン
M303 E0 S{ノズル温度} C{テスト回数}
※ノズル1個の場合
※複数の場合はE1,E2,E3と順に行ってください。
※1回目はゆっくりです。常温からの昇温ゆえ。
10回終わるとKp/Ki/Kdが出るので
値をメモして下記コマンドを送信
M301 P{XX.XX} I{X.XX} D{XX.XX}
M500を送信してEEPROMへ保存
ベッドのチューン
M303 E{Marlinバージョンに注意} S{温度} C{テスト回数}
Marlin 1.X.X系の人はE-1、Marlin 2.X.X系の人はEBED
10回終わるとKp/Ki/Kdが出るので
値をメモして下記コマンドを送信
M304 P{XX.XX} I{X.XX} D{XX.XX}
M500を送信してEEPROMへ保存
microSDカードからやる方法
プリンターの調整するために有線で繋がなきゃいけないの?!
ラズパイが必要なの?!
いえ、そういうわけでもありません。
エクストルーダーのPID調整なら
PID_Extruder_PLA.gcodeという感じで適当にメモ帳でtxtファイルを拡張子.gcodeで作り
M303 E0 S200 C10 U
(エクストルーダーを200度へ10回調整)
と書き込んであとはmicroSDに保存して通常通りプリントする要領で選択して10回温度が遷移して落ち着くのを待ったらConfigurationの中のどっかから保存してあげればOKです(ファームによりけり)
コミュニティファームウェアの場合はPIDオプションまで入っている場合もあります。
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