どうも、YuTR0Nです。
先月受けた3Dプリンタ活用技術検定試験。
3Dプリンタ系のがこれしかなかったのでとりあえず本を買って中身を見ましたがおよそ3Dプリンタについて浅く広く書いてある教科書。まぁ「ガイドブック」ではありますが、旅行の時にチラシを見て歩くようなレベルのものでしょう。
深い知識は得られません。
買う前からそんなもんだろうと思ってましたが買わずに、受けずに批判するのもなんだろうというモチベーションだけで今回に至りました。
試験当日
陰湿な路地を抜けた先の陰湿なビルに試験会場はありました。意外なことに老若男女ズラーっとならんでみなさん熱心に本を読んでました。
私は買ってから3回くらい読んで飽きたのと重いので持っていきませんでした。
試験は1時間ですが30分で途中退出できるとのこと。
インクジェット系な普段使わない造形方法のとこは戸惑いましたが基本マークシートなのでささっと終わります。
もちろん30分で退出しました。
そして数日前に試験結果が出てたようです。
まぁまず趣味で3Dプリンタを使ってる人が落ちることは絶対ないと言い切れるレベルの簡単さです。
まぁ満点じゃなかったですけど。
ただよく考えてみてください。
スカスカの教科書に数千円。
TOEIC並みの試験費用。
そしてさらに試験の証明書などを発行するための謎費用。
正直受かったからと言って自慢もできない試験な気がします。絶対TOEICで800点以上を目指すとかの方が役に立ちます。
取るか取らないかはあなた次第です。
(暇すぎて死にそうな人はいいかもしれません)
(でもお金が無駄なのでEnder-3 Proを買いましょう)
もっとまともなものがあれば教えてください。
情報お待ちしてます。
こんな検定なんて作ってるうちは日本のAMはお先真っ暗ですね。
あえて試験のコツを書くなら、
それぞれの造形方法について理解
代表的に使われる材料
この2点は少なくともしっかり覚えておきましょう。
あとはガイドブックの後ろの模擬を満点取ることです。
受けるべき人
3Dプリンタを全く知らない人が、とりあえず趣味程度に極めてる人の淵にしがみつける100歩手前くらいまでの知識がついたと言うことが証明できるという試験ですのでまっっっったくの未経験の人には(ガイドブックを買うことは)オススメです。
受けるべきでない人
既に3Dプリンタを趣味としてる方はもうこの試験はお茶の子さいさいです。これを受けたら3Dプリンタ系の会社に入りやすいなどと言うことはまずないと思います…。
また、今から3Dプリンタを趣味で使いたいから受けようとするのもおすすめしません。
会社で導入するから受けてみよう、という場合でもお勧めはしません。それならリコーなどに相談するのが良いと思います。
ガイドブックと試験費用諸々合わせれば3Dプリンタが買えます。初心者に王道なEnder-3 ProやKP3Sなどを買う方がよっぽどおすすめです。
Ender-3 Pro
KP3S
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